公務員は、リストラのない安心感と安定した報酬と充実の福利厚生が魅力となり、大企業でも倒産してしまう昨今の時代では非常に人気のある職業です。公務員になるには公務員試験に合格する必要がありますが、競争率は高く専門的な対策が必須となっています。公務員を目指す場合、予備校あるいは専門学校の2つの選択肢があります。資格の予備校が提供する公務員講座は、主に夜間の授業でカリキュラムが構成されているので大学生でもダブルスクールで学びやすいメリットがあります。いっぽう、公務員専門学校の場合は全日制で朝から晩まで高校のように通学して勉強するため、豊富な学習時間を確保できます。ただし、その分、資格予備校に比べると学費は高くなりがちで年100万円を超えるケースも少なくありません。しかし、公務員専門学校は資格予備校のようにただ勉強を教えるだけでなく、担任がしっかりサポートしてくれます。漠然と公務員になりたいと思ってはいるものの職種など具体的な進路が決まっていない場合も、担任に相談しながら決めていけるので安心です。さらに、公務員専門学校の魅力は民間企業への就職も進路変更可能な点です。公務員試験は残念ながら競争試験であり、毎年多くの受験生が不合格を経験します。そんな時、公務員専門学校なら、独自のネットワークがあるため民間企業への就職斡旋までサポートしてもらえます。公務員試験がダメで路頭に迷うというリスクを回避できます。また、公務員専門学校であれば、予備校と違い卒業時には学位が授与されるため履歴書の学歴欄にも記載できます。資格予備校のように履歴書に空白期間を作らずに済む点でも、民間企業への進路変更が容易となります。公務員試験は決して簡単ではありません。ズルズル勉強を続けて20代の貴重な時間を終わらせてしまった人もたくさんいます。最終的に合格できればいいですが、必ずしもそうとは限らないのが現実です。そんな時、民間企業への道も残されている公務員専門学校ならリスクヘッジとして将来の選択肢を増やすことが可能です。
★公務員専門学校はリスクヘッジになり得る?★
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